（５）ルカによる福音書
（５）
ルカによる福音書
| イエスさまは病人に、「あなたの罪はゆるされた」と言われました。それを聞いた律法学者やパリサイ人たちは、とんでもない発言（はつげん）だと怒（おこ）りました。当時のユダヤ教では、人の罪を許すことができるのは神だけだったからです。特別な病（やまい）は、親子三代（おやこ）（さんだい）にわたる神の怒（いか）りであるとも信じられていました。 病を許して全快させたり、罪をゆるして社会に復帰（ふっき）させることは、神の権能（けんのう）ですから、イエスさまの行為（こうい）は、「わたしは神である」と言われたのと同じことです。しかしイエスさまによって病気がいやされるのを目の当たりにしても、偉い人たちはイエスさまが特別な人であると信じませんでした。 単に、イエスさまが神を冒涜（ぼうとく）したと思い込み、逮捕（たいほ）して裁判にかけ、死刑にあたると言って、石を投げて殺すための、機会をうかがうことになるのです。しかし、民衆はイエスさまの病気をいやす力を素直（すなお）に信じ、大預言者と思っているので、簡単には彼を逮捕できません。 |
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| 目次 | ||
| 21 | 5-20-25 | 人よ、あなたの罪はゆるされた 「あなたに命じる。起きよ、床を取り上げて家に帰れ」 |
| 22 | 7-36-50 | あなたの罪はゆるされた 罪をゆるすことさえするこの人は、いったい、何者だろう |
| 23 | 15-1-2、 15-11-32 |
取税人や罪人たち 罪人とパリサイ人のための「放蕩息子」のたとえ |
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ページ制作者：ささくらまさよし
ささくら修道会
（ささくら宗）聖母マリヤ福音教会
2011/6/27、2019/1/19、22