コロサイ人への手紙コロサイ人への手紙
| 謝辞：聖句は全文、日本聖書協会の口語訳聖書(1954年版）からの引用です。 |
| （カイザリヤからの獄中書簡） テモテ、テキコ（コロサイに派遣する）、ルカ、マルコ、アリスタルコがいて、デマスもいるが、テモテ２ではデマスはパウロを捨ててテサロニケに行ったことになっている。テモテはテモテ２の手紙によってここカイザリヤに来ているはずなので、合点がいかないところがある。パウロの周りに弟子が大勢いる時期に書かれたので、わりとおだやかな内容である。その他、聞いたことがなく、目的がはっきり書いてある人名は、後日の挿入であろう。 （カイザリヤの獄とは） エルサレムでパウロはユダヤ人に殺されそうになった。千卒長ルシヤのはからいで難をのがれ、カイザリヤにつれて来られた。総督のペリクスはユダヤ人の手前パウロを解放せず、囚人として獄につないでいたが、寛大な扱いを命じていた。パウロはそのうち解放されるに違いないと楽観していた時期である。 |
| 手紙が書かれた順番 ＜新約聖書の地図＞ |
| 目次 |
| １．冒頭の言葉 (1-1-14)あなたがたのところまで伝えられた福音の真理の言葉によって聞いている |
| ２．御子は教会のかしら (1-15-29)-(2-1-5)彼によってご自分と和解させてくださったのである |
| ３．バブテスマを受けた者 (26-15)むなしいだましごとの哲学で、人のとりこにされないように、気をつけ |
| ４．新しき人を着る (2-16-23)-(3-1-12)口から出る恥ずべき言葉を、捨ててしまいなさい |
| ５．詩とさんびと霊の歌 (3-13-17)の上に、愛を加えなさい。愛は、すべてを完全に結ぶ帯である |
| ６．夫婦、親子、主従への奨励 (3-18-25)-(4-1)夫たる者よ、妻を愛しなさい。つらくあたってはいけない |
| ７．結びの言葉 (4-2-18)愛する医者ルカとデマスとが、あなたがたによろしく |