２０．Ｂの組（１１）

（Ｂ２９９）
20-1酒は人をあざける者とし、
濃い酒は人をあばれ者とする、
これに迷わされる者は無知である。

（Ｂ３００）
20-2王の怒りは、ししがほえるようだ、
彼を怒らせる者は自分の命をそこなう。

（Ｂ３０１）
20-3争いに関係しないことは人の誉である、
すべて愚かな者は怒り争う。

（Ｂ３０２）
20-4なまけ者は寒いときに耕さない、
それゆえ刈入れのときになって、求めても何もない。

（Ｂ３０３）
20-5人の心にある計りごとは深い井戸の水のようだ、
しかし、さとき人はこれをくみ出す。

（Ｂ３０４）
20-6自分は真実だという人が多い、
しかし、だれが忠信な人に会うであろうか。

（Ｂ３０５）
20-7欠けた所なく、正しく歩む人−−−
その後の子孫はさいわいである。

（Ｂ３０６）
20-8さばきの座にすわる王は
その目をもって、すべての悪をふるいわける。

（Ｂ３０７）
20-9だれが「わたしは自分の心を清めた、
わたしの罪は清められた」ということができようか。
---イエス・キリストを待たねばならない。

（Ｂ３０８）
20-10互に違った二種のはかり、二種のますは、
ひとしく主に憎まれる。

（Ｂ３０９）
20-11幼な子でさえも、その行いによって自らを示し、
そのすることの清いか正しいかを現す。

（Ｂ３１０）
20-12聞く耳と、見る目とは、
ともに主が造られたものである。

（Ｂ３１１）
20-13眠りを愛してはならない、そうすれば貧しくなる、
目を開け、そうすればパンに飽くことができる。

（Ｂ３１２）
20-14買う者は、「悪い、悪い」という、
しかし去って後、彼は自ら誇る。

（Ｂ３１３）
20-15金もあり、値の高い宝石も多くあるが、
尊い器は知識のくちびるである。

（Ｂ３１４）
20-16人のために保証する者からは、まずその着物を取れ、
他人のために保証する者をば抵当に取れ。

（Ｂ３１５）
20-17欺き取ったパンはおいしい、
しかし後にはその口は砂利で満たされる。

（Ｂ３１６）
20-18計りごとは共に議することによって成る、
戦おうとするならば、まずよく議しなければならない。

（Ｂ３１７）
20-19歩きまわって人のよしあしをいう者は秘密をもらす、
くちびるを開いて歩く者と交わってはならない。

（Ｂ３１８）
20-20自分の父母をののしる者は、
そのともしびは暗やみの中に消える。
---モーセの十戒を読ませよう。

（Ｂ３１９）
20-21初めに急いで得た資産は、
その終りがさいわいでない。
---さまざま思い当たることがある。

（Ｂ３２０）
20-22「わたしが悪に報いる」と言ってはならない、
主を待ち望め、主はあなたを助けられる。

（Ｂ３２１）
20-23互に違った二種のふんどうは主に憎まれる、
偽りのはかりは良くない。

（Ｂ３２２）
20-24人の歩みは主によって定められる、
人はどうして自らその道を、
明らかにすることができようか。

（Ｂ３２３）
20-25軽々しく「これは聖なるささげ物だ」と言い、
また誓いを立てて後に考えることは、
その人のわなとなる。

（Ｂ３２４）
20-26知恵ある王は、
箕をもってあおぎ分けるように悪人を散らし、
車をもって脱穀するように、これを罰する。

（Ｂ３２５）
20-27人の魂は主のともしびであり、人の心の奥を探る。

（Ｂ３２６）
20-28いつくしみと、まこととは王を守る、
その位もまた正義によって保たれる。

（Ｂ３２７）
20-29若い人の栄えはその力、
老人の美しさはそのしらがである。

（Ｂ３２８）
20-30傷つくまでに打てば悪い所は清くなり、
むちで打てば心の底までも清まる。
---適用できない地域、国、時代もあるであろう。
　　
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2012/2/24 笹倉キリスト教会　笹倉正義　
聖句引用：日本聖書協会　口語訳聖書
旧約聖書（１９５５年改訳）