（９・１５）ゴゾからの帰還・最後の晩餐・さらばマルタ

わたしたちを待っていたバスは、来た道をそのまま、どこにも寄らずに、ホテルに戻っていった。フェリー・ターミナルから塩田跡までは２０分そこそこだったから、１７時過ぎにはホテルに着いたと思う。そして１９時、スピノーラ湾に面したレストランで、カップル単位のテーブルで、この旅行最後の夕食が始まった。 次の早朝、５時過ぎにマルタ国際空港に向かった。８時前、マルタ航空機は離陸、マルタ島を飛び立ち、マルタを眼下に望みながら飛行、シチリヤ上空を通過して、ローマ空港に向かった。 ローマ空港では、成田に向かう便の離陸まで、６時間半ばかりの時間があった。そして、２０１７年１０月１２日、１０時３０分、定刻どおりアリタリヤ航空機は、成田国際空港に着陸した。「ただいま！」。

目次

（１）ゴゾ島からの帰還・バス車窓（１） マルタ側のフェリー・ポートから、バスが走り出したのは１６：３０分ごろ、沖に見えるのはコミノ島、だんだんマルタの地形に慣れてきた。ビデオ映像は、海岸線の砂浜で日光浴をする水着姿の人たちを写していた。

（２）ゴゾ島からの帰還・バス車窓（２） 聖パウロ島、塩田跡、午前中に通った道をバスは戻って行った。わたしたちは無事ホテルに帰りつき、一息（ひといき）入れた。これで、マルタの観光は終わった。夕刻からは、ホテルの近くのレストランで、ペア席のディナーがある。

（３）スピノーラ湾を望むレストラン（１） その店の名前は、玄関にも、店の中にもなかった。玄関は普通の集合住宅のひとつと変わりなく、目立たず、看板もなかった。ただ、窓の外のコンクリートの壁に「Spinola terrace」と書かれてあったので、グーグルってみた。すると、表示された場所は、まさにその店だった。

（４）スピノーラ湾を望むレストラン（２） この食事の主旨は、「ペア席をご用意」ということだった。わたしは悦子と語らうよりも、むしろビデオ撮影した。今度のツアーの皆さん方は、プライバシーということに寛容だった。実際に「遠慮はいらない」ということを表明されていた。なので、ついサービスしてしまったのだった。

（５）さらばマルタ（離陸） エア・マルタ機は定刻に離陸した。「シチリヤ・マルタ」の観光旅行は終わったのだ。上昇していく機の窓から移した映像には、ひとつの島影が映っていた。その一端が白く光っていたので、灯台かなにかの建物かと思ったが、それは岩肌が朝日を受けて光っていたのだと思った。あれは「Ｆｉｌｆｌａ（フィルフラ）島だ」。

（６）さらばマルタ（ブルー・ラグーン） 上空から見えたのは、マルタ島の西半分、フェリー航路のマルタ、コミノ島（ブルー・ラグーン）、ゴゾ島のビュー・ポイント、そして雲のかかったラバト付近上空だった。マルタ航空機は、ゴゾ島を後にして、シチリヤ島の真中を北上した。高度が高いので、地上はかすんで見えた。

（７）ただいま（成田空港） ローマ空港に着いたのは、９：００。日本に向けて離陸したのは、１５：３７分だった。およそ６時間半の間、空港内にいたのだった。ベテランならローマ市内にいけたかもしれないが、わたしたちは空港内をうろちょろするにとどまった。ラーメンを食べたり、コーヒーを飲んで時間をつぶした。そしてついに、アリタリヤ航空機は、ローマ郊外のフルミチーノ空港を離陸した。

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（９）マルタとゴゾ島の観光

ページ製作者： オリジナル教会（初代代表）笹倉正義 正式名称：（ささくら宗）聖母マリヤ福音教会 ささくら修道会 　2018/12/07-10 2024/7/6 選定聖書：日本聖書協会　口語訳（こうごやく）聖書 新約聖書（１９５４年改訳） 旧約聖書（１９５５年改訳）