(8・6)カザレの別荘(VILLA ROMANA DEL CASALE)

14時10分到着、15時40分出発。モザイク画のほとんどは床(ゆか)に描かれたものだった。こんな場所に建てられた別荘(ビラ:Villa)の目的は何だったのだろう。
 
(1)「カザレの別荘」まではSS640
アグリジェントの「ビートルズ」の店で食事したあと、デザートのあとの次の映像はこの道路標識だった。一番近そうな「ARAGONA」をWeb検索すると、アグリジェントからすぐ北にその町があった。SS640にめぼしをつけて、Googleでインタ-チェンジを捜すと、この標識があった。
(2)アグリジェントから2時間「カザレの別荘」
録画されていた道路標識によって、アグリジェントからの道路はSS640(国道640号線)だとは特定できた。もうひとつのヒントは、オリ−ブの灌漑(かんがい)用だろうか、パイプラインの続く映像だった。「カザレの別荘」への道はSP15(県道15号線)だったから、それを少し遡(さかのぼ)った場所をGoogleビューで検索した。
(3)「カザレの別荘」の地勢図
別荘の中を観光する前に、別荘の上空写真をGoogleで見ておこう。
(4)徒歩で19分「カザレの別荘」まで
アグリジェントのビートルズの食堂から2時間ぐらいで、「カザレの別荘」の駐車場に着いた。そこからちょっとばかり歩いて、建物のある場所に出た。
(5)カザレの別荘(1)
モザイク画が残っているのは床(ゆか)のようだ。トイレがあった。便座は石材だったので、使用にあたってはまず奴隷が座って暖めた、というような説明があった気がする。
(6)カザレの別荘(2)
床(ゆか)のモザイク画を観光するための、回廊がめぐらされている。その回廊は、開放された中庭をめぐっている。
(7)カザレの別荘(3)
モザイク画に狩りの様子(ようす)が描かれている。駝鳥(だちょう)、象(ぞう)、猛牛(もうぎゅう)、犀(さい)など、当時の庶民が見ることのなかった動物たちを捕獲(ほかく)している。それに舟を使った漁(りょう)もしている。
(8)カザレの別荘(4)
ビキニ姿の女性たちのスポーツが描かれている。写真にすると壁画のようだが、これは床(ゆか)に描かれたモザイク画だ。モザイク画の一部に強い光があたっていた。
(9)カザレの別荘(5)
モザイクの床に立てた場所があった。二頭立て戦車の競技場の戯画と思われるものがあった。映画「ベンハー」にその画面がある。
(10)カザレの別荘(6)
皇帝と妃(きさき)とまでもいかなくても、貴人と夫人との和合(わごう:SEX)の図柄のモザイク画があった。女性はおしりを出してはいるが、相手の男には見えないので、これは鑑賞者へのサービスであろう。
(11)カザレの別荘(7)
建物内の床に施された数々のモザイク画を見て回ったあと、トイレ休憩があった。15時40分、バスはカターニャに向けて出発した。
 
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ページ製作者: オリジナル教会(初代代表)笹倉正義
正式名称:(ささくら宗)聖母マリヤ福音教会
ささくら修道会
 2018/9/21
選定聖書:日本聖書協会 口語訳(こうごやく)聖書
新約聖書(1954年改訳)
旧約聖書(1955年改訳)