（１２）マカベヤ書上

NHK 2カルチャーラヂオ歴史再発見「聖地エルサレムの歴史」
講師：元杏林大学教授　笈川博一（おいかわひろかず）氏
 
あのー、旧約聖書と新約聖書といっしょになってる本がありますよねー。あれんなかに、旧約でも新約でも、つまり正統の部分でない、ちゅうかんの、がいてん、ってのがあって、その外典がはいった本もあります。でーその中に、マカベヤ書ってのがあって、実はよんさつ、あるんですが、そのうちの二冊がそのー、さっき言った外典の聖書にはいってますが、そのマカベヤ書の１とマカベヤ書の２を見ると、けっこう、たいへんな、状況が、わかります。

バルバロ聖書差分

「マカバイの書上」2章
2-34彼らは答えた、「出ていくものか。安息日を汚して王の命令に従うことはしない」。2-35そこで兵隊はすぐ戦いをおこした。2-36だがユダヤ人はそれに応戦せず、石も投げず、身を守ることもせず、2-37こう言った、「罪を犯さずに死のう。あなたたちが不正にも私たちを殺したことは天と地が証明してくれる」。2-38こうして安息日に攻撃をうけ、妻や子や家畜のむれとともに彼らは死んだ。その数は千人ほどだった。

で、むいかかん（六日間）、いくら頑張って勝ったとしてもですよ、ま、それもむずかしいんだけど、だけど、七日目にばったりやられちゃったら、どうにもならんじゃないか。そこで、マタティア家が中心になって、憲法修正条項が加えられます。とにかく、その憲法修正条項のひとつにー、「いのちの危険がある場合は、安息日の規定を破ってもよろしい」。そすと、敵が攻めてきて、でそのまんまにしといたら、敵はぼくを殺すわけですよね。と、その時は、ぼくは剣をとって、敵をころしてもかまわない、と、いうふうに、憲法修正条項がくわえられました。で、これが最初の憲法修正条項でした。でー、これが、今げんざいでも、続いてます。
 
 
 
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　2014/10/10　オリジナル教会　笹倉正義
キリスト教徒の対場からこれを聴いたので、記録しておく
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