（第四八回）洗礼準備礼拝
22-63-71大祭司カヤパの尋問

１．聖歌１００「しずかに神と」 ２．祈り ハレルヤ。天の父なる神様、今日このように家族そろって御前に出て、礼拝できることを感謝します。ルカによる福音書によって、イエス様が神の子であり、イエス様をとおして私たちの救いが完成したことを学びたいと思います。私たちの心を開いて、いろいろと分かるようにしてください。イエス様のお名前を通して、御前にお祈りします。アーメン。 ３．聖書朗読 ルカ 22-63-71 22-63イエスを監視していた人たちは、イエスを嘲弄し、打ちたたき、22-64目かくしをして、「言いあててみよ。打ったのは、だれか」ときいたりした。22-65そのほか、いろいろな事を言って、イエスを愚弄した。 22-66夜が明けたとき、人民の長老、祭司長たち、律法学者たちが集まり、イエスを議会に引き出して言った、22-67「あなたがキリストなら、そう言ってもらいたい」。イエスは言われた、「わたしが言っても、あなたがたは信じないだろう。22-68また、わたしがたずねても、答えないだろう。22-69しかし、人の子は今からのち、全能の神の右に座するであろう」。22-70彼らは言った、「では、あなたは神の子なのか」。イエスは言われた、「あなたがたの言うとおりである」。22-71すると彼らは言った、「これ以上、なんの証拠がいるか。われわれは直接彼の口から聞いたのだから」。

神の国の一番長い日（十四日）

４．解説 鶏がなき、夜が明けたとはいえ、まだ１４日の早朝です。「人民の長老、祭司長たち、律法学者たちが集まり」と書いてあるものの、これらは大祭司の息のかかった人々です。過越の祭のためにエルサレムに上り、大祭司の屋敷に泊まっていた人もいます。この裁判は、手早く決着させる必要があります。なぜなら、夕方には過越の祭がはじまり、それに続いての翌日は除酵祭の安息日だからです。それらを休んで、三日目の朝になれば、大衆がイエスに味方して、潮目が変わってしまいます。 そこで、「あなたは神の子なのか」という言葉を使って、大祭司はまんまとイエスさまから、「神の子に同意した」ことになる言葉を引き出しました。でも、彼らは有罪を宣告したものの、それをもってイエスさまを殺そうとしません。自分たちで殺せば、「三十枚の銀貨でイエスを売った弟子がいる」という宣伝効果がふいになります。 そこで、彼らはイエスさまをピラト総督の所に連れて行って、危険人物を一人、しかも今日中に、処刑してほしいと頼むことになります。ここでも、彼らはピラトの弱点を見抜いていて、必ず処刑させる自信を持っていました。ピラトもしょせん宮仕えの者にすぎません。 ５．祈り この一週間もまた家族みんなが、神様の中で元気に過ごせるように、助けてください。明るい所、広いところに導いてください。天のおとうさま、イエスさまのお名前を通して、み前にお祈りします。アーメン。 ６．賛美歌１２３「ナザレのむらにて」

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2011/8/2　聖母マリヤ福音教会
2011/8/17