（第三七回）洗礼準備礼拝
11-29-32　ヨナにまさる者

１．聖歌１００「しずかに神と」

２．祈り
ハレルヤ。天の父なる神様、今日このように家族そろって御前に出て、礼拝できることを感謝します。ルカによる福音書によって、イエス様が神の子であり、イエス様をとおして私たちの救いが完成したことを学びたいと思います。私たちの心を開いて、いろいろと分かるようにしてください。イエス様のお名前を通して、御前にお祈りします。アーメン。

３．聖書朗読 ルカ　11-29-32
11-29さて群衆が群がり集まったので、イエスは語り出された、「この時代は邪悪な時代である。それはしるしを求めるが、ヨナのしるしのほかには、なんのしるしも与えられないであろう。11-30というのは、ニネベの人々に対してヨナがしるしとなったように、人の子もこの時代に対してしるしとなるであろう。11-31南の女王が、今の時代の人人と共にさばきの場に立って、彼らを罪に定めるであろう。なぜなら、彼女はソロモンの知恵を聞きために、地の果てからはるばるきたからである。しかし見よ、ソロモンにまさる者がここにいる。11-32ニネベの人々が、今の時代の人々と共にさばきの場に立って、彼らを罪に定めるであろう。なぜなら、ニネベの人々はヨナの宣教によって悔い改めたからである。しかし見よ、ヨナにまさる者がここにいる。

４．解説
ヨナは主の声を聞いて逃げましたが、嵐の海に投げ込まれてしまいました。しかし、大魚に飲み込まれて、三日三晩その腹にいました。その地獄のような所で、悩まされつつも神を賛美し、ついに陸にはきだされました。でもヨナは気味の悪いその腹にいなかったら、おぼれ死んでいました。

イエスさまにとっては死がこの大魚の腹の中です。イエスさまは過越の夕べの始る前に葬られ、翌日の安息日の明けた朝の、三日後に神の力によってこの世に戻られます。

ヨナは、神がニネベを許されるであろう事を予見して、神の前から逃げたユダヤ人です。イエスさまは同じユダヤ人でも、乙女マリヤによる神の子であり、獣では負えない罪を負い、木に架けられて呪われ、死に至られることになります。しかし、イエスさまの流されたその血により、イエスさまにとりついていた罪が洗われ、神は定められた時の後、イエスさまを復活させられるのです。

「聖書に残されたヨナの話に驚いた人々よ、そのヨナにまさる者がここにいる。あなたがたはこれからもっと驚くべきしるしを見る。それは、人の最後が始りになる、というしるしである。これ以上のしるしはないが、悔い改めず、自らを知者とし、わたしを試みるために、さらなるしるしを求めるあなたがたには理解できないであろう」。

５．祈り
この一週間もまた家族みんなが、神様の中で元気に過ごせるように、助けてください。明るい所、広いところに導いてください。天のおとうさま、イエスさまのお名前を通して、み前にお祈りします。アーメン。

６．賛美歌１２３「ナザレのむらにて」 
　
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2011/7/26　聖母マリヤ福音教会