| 自衛軍 現在の日本は立憲国家である。人は法の下に平等である。法に反する行為をした者を逮捕する権限は警察にある。裁いて刑を定める権限は司法（裁判所）にある。しかし、国内法の及ばない無法行為に対しては、しかるべき武力を保持していなければならない。 日本は先の大戦に敗れ、軍隊はなくなった。しかし、自衛隊としてその武力を保持している。アメリカ軍は日本に駐留しているが、日本を守っているわけではない。むしろ、日本が再軍備に走らないようにという抑止力の目的が大きかったが、時代が移り、今は対中東、対北朝鮮、対中国政策に対処するためのものになっている。日本は思いやりと称する費用を負担し、駐留いただいているのである。 それはそれとして、わたしたちは近隣諸国のわがままや無法に備えて、きちんと抑止できる火力を保持していなくてはならない。自分の国は自分たちで守る覚悟がなくてはならない。日本は国際社会の一員としても、自国の軍隊を持たねばならない。過去は過去として忘れてくれる国と付き合えばよい。その方が楽しい。 |
| 抑止力と用心 旧約聖書の「士師記」にこのような記述がある。平和ボケしている民の国土侵略を是とするものである。たとえ国民が平和ボケしていても、目をさましている者が必要である。日本という国を地上から消されてしまうことの無いように、武力と用心が必要である。そのためにも、政治家、軍人には人材が集められなけばならない。 |
| 「士師記」18章 穏やかな町を焼き、新たな町を建てた 18-7そこで五人の者は去ってライシに行き、そこにいる民を見ると、彼らは安らかに住まい、その穏やかで安らかなことシドンびとのようであって、この国には一つとして欠けたものがなく、富を持ち、またシドンびとと遠く離れており、ほかの民と交わることがなかった。 18-8かくて彼らがゾラとエシタオルにおる兄弟たちのもとに帰ってくると、兄弟たちは彼らに言った、「いかがでしたか」。18-9彼らは言った、「立って彼らのところに攻め上りましょう。われわれはかの地を見たが、非常に豊かです。あなたがたはなぜじっとしているのですか。ためらわずに進んで行って、かの地を取りなさい。18-10あなたがたが行けば、安らかにおる民の所に行くでしょう。その地は広く、神はそれをあなたがたの手に賜わるのです。そこには地にあるもの一つとして欠けているものはありません」。 |
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