クリスチャンの私生活

１７．クリスチャンの私生活

み国の話をするときには「キリスト教徒」、この世での話をするときには「クリスチャン」と呼ぶことにしましょう。この二つを混同すると、わけが分からなくなります。これは俗に言う、「建前と本音を合わせ持つ」という、二つ心とは若干違います。

キリスト教徒
キリスト教会の大きな仕事の一つは、キリスト降臨を次の世代に確実に伝えることです。モーセはエジプトから大集団を脱出させ、民族の新天地を模索しましたが、後世に伝えることを重視し、アロン家の大祭司とレビ人の世襲化、出エジプトやおきて等の文書化とレビによる暗唱、また「過越」、「仮庵」などの祭りを制定しました。

聖書を中心とした礼拝が家庭単位で行われることは、後世に伝える手段としても、良いことです。情報化技術の著しい進展は、キリスト教の宣教や次世代への継承にBPR(Business Process Reengineering）を迫るでしょう。この技術を用いて、キリスト教の継承に、インターネットを利用した礼拝が進むでしょう。

クリスチャン
見た目は普通の人と何も変りません。でも、付き合うと何かしら、違った味がする人々がいます。なんだろう、それって、それがイエスの塩の味かも知れません。薄くても濃くてもだめ、適度な味付けが必要です。食材はさまざま、家庭ごとに違った味付けがあります。

集会
近くに、キリスト教会があって、集会に参加できるなら、それに越したことはありません。しかし昨今は、勤務時間が変則化しており、日曜日が休みとは限りません。本日の礼拝をインターネットで参照できれば、共に生きている兄弟姉妹がいることを思い、まだしも心強いでしょう。
　

インターネット上の教会「聖母マリヤ福音教会」
キリスト教に多少なりとも造詣のある方には、この名前はありえないもののはずです。聖母はカトリック、福音はプロテスタントの象徴だからです。私たちは異邦人にすぎず、テオピロやルカの立場からの信仰を抱いて、イエス・キリストを受け入れます。そして、父と子と聖霊、三位一体の神の永遠を賛美し、ひと時の私たちの旅路のために祈ります。聖母マリヤの信仰を思います。

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