（第三九回）洗礼準備礼拝
18-31-34　エルサレムの予告

１．聖歌１００「しずかに神と」

２．祈り
ハレルヤ。天の父なる神様、今日このように家族そろって御前に出て、礼拝できることを感謝します。ルカによる福音書によって、イエス様が神の子であり、イエス様をとおして私たちの救いが完成したことを学びたいと思います。私たちの心を開いて、いろいろと分かるようにしてください。イエス様のお名前を通して、御前にお祈りします。アーメン。

３．聖書朗読 ルカ　18-31-34
18-31イエスは十二弟子を呼び寄せて言われた、「見よ、わたしたちはエルサレムへ上って行くが、人の子について預言者たちがしるしたことは、すべて成就するであろう。18-32人の子は異邦人に引きわたされ、あざけられ、はずかしめを受け、つばきをかけられ、18-33また、むち打たれてから、ついに殺され、そして三日目によみがえるであろう」。18-34弟子たちには、これらのことが何一つわからなかった。この言葉が彼らに隠されていたので、イエスの言われた事が理解できなかった。

４．解説
これはイエスさまの一行がエルサレムに向かう途中、エリコというユダヤの歴史上有名な町の近くで語られた言葉です。ここに書いてある内容は、漠然としています。聞いた人は、「そのような目にあったからと言って、それが何なの」で終わってしまいそうです。イエスさまの任務が、獣では負えない人の罪を負う、ということが明確ではないからです。弟子たちにも、この福音記者にもそれがわかっていません。「この言葉が」は「この言葉の意味が」であるとき、それが災難として起こるのではなく、イエス・キリスト誕生のプロセスとしての、神の創造につながっていきます。この言葉が、不気味な予言ではなく、イエスさまの希望が語られたのでなければなりません。イエスさまの中では、父の神のご意思に沿って歩んでいるという確信があるのです。明るいのです。

５．祈り
この一週間もまた家族みんなが、神様の中で元気に過ごせるように、助けてください。明るい所、広いところに導いてください。天のおとうさま、イエスさまのお名前を通して、み前にお祈りします。アーメン。

６．賛美歌１２３「ナザレのむらにて」 
　
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2011/7/27　聖母マリヤ福音教会
2011/8/18